the garden of entropy

芸術カルチャーらへんが好きなKO学生が書く粗雑な感想たち。基本思いつきなので途中で投げ出したりするけど許してネ。

Nothing Comes To Nothing/baby shambles

ベビシャンニ連続になってしまった・・・

The smithsとかもやりたいと思ってるんだけれども

またもやサードから。

すっごい爽やかなギターポップ。イントロがスピッツの春の歌を髣髴とさせる感じ。

サードの中で一番最初にデモが公開されたこの曲。イントロからもう気に入りました。

爽やかな中にアンニュイさがあるのが好みすぎて。

歌詞は意味深です 勘ぐり虫の私は勘ぐります。 うう。

Won’t you come, come back to earth say all concerned, you know how they worry for you

目を覚まして、すべての悩みを話してよ。知ってるだろう、彼らがどれほど君を心配してるか

And all their words they jar my nerves I know, each cursed by each and kisses run through

そしてその全ての言葉は俺の神経を逆なでするんだ。お互いに罵り合って苦しめあって、あの頃のキスが俺の脳裏をかすめる。

Nothing comes to nothing without my baby

君と一緒じゃなきゃ何も存在してないも同然なんだ

Nothing ever comes to nothing without my baby

君と一緒じゃなきゃ・・・

That’s a Amwellian do, tongue soaked in booze says he’s filthy and much older than you

「あれはアムウェリアンのすることだ」酒を浴びるように飲んでいる男が言う。彼は下品で君よりもずっとずっと年上だと。

And the sea sick muse the sickly news pulls out the sickle so shiny cuts the tongue in two

船酔いしてるそいつは吐き気がするようなニュースが眩いばかりに鎌を引き抜き、その舌を二つに切り裂くことをぼんやりと考えるんだ。

And the music sways, it forays and searches and says give me all the young and the blue

音楽は支配する、全てを奪って、喰らい尽くして、「若くて青いものを全てくれ」と言うんだ。

And the music sways, it forays and surges and says I’ll break your heart in two

そしてまた音楽は支配するんだ。全てを略奪して、渦巻いて「お前の心を二つに引裂いてやろう」って。

Nothing comes to nothing without my baby

君がいなきゃ何も生まれないんだ

Nothing ever comes to nothing without my baby…all I ever do

君がいなきゃ・・・俺ができるすべてのことが。

Where’s the happy Prince?

どこに幸せな王子様がいるんだ?

Well, where’s the smiling bride?

そう、何処に幸せな花嫁がいるんだ?

He’s right beside you oh

・・・彼は君の真横にいるのさ

Nothing comes to nothing without my baby

君がいないと何も感じられない

Nothing ever good for nothing with that lady

あの女性とじゃ何も良くならないんだよ

Nothing comes to nothing without my baby

君なしじゃ何も生まれない

Nothing ever comes to nothing without my baby

君なしじゃ・・・

Now all I ever do is sigh

今、俺にできることはため息だけ

come back to earthで(夢想から)戻ってくる。という意味らしいので現実に戻ってこい、って意味かなと。

あと[Amweilian]←こいつね!固有名詞でなんもわかんなかったのでそのままカタカナにしちゃいました。Amweil-anってことはAmweilの人たちってことじゃん?と思い、ぐぐってみると、ごくありふれた地名のようです。ありふれた地名ということは聖人とかの名前なのかな?と思い探してみるも出てこない・・・一応ロンドン郊外にある街が一番有名らしいけれど、そこの人たちなのかな?ハンプシャー州らしくそこはかのジェーンオースティンやオスカーワイルドに少し関係してるらしい。ピート先輩オスカーワイルド読むって言ってたしそこに答えは潜んでいるのかしら?ということで今度地道にオスカーワイルドを読み進めようと思います。

あとfilthyは一応原義で下品ってことにしたけど米俗で素晴らしいって意味もあったんだよね。まあ若者英語みたいな。けど流石に米俗は使わないよね?ブリティッシュネスとかめっちゃ言ってたもんね?ちょっと文脈的に米俗の訳もあり得そうで不安w

あとsea sick~の文の訳はちょっと全体的に比喩的で日本語にしたら意味不明になってしまった。

私が読み取った範囲では、船酔いをしている男は前のセンテンスで出てきた酔いどれの男がべらべらしゃべるのを止めてやりたかったんだよね?船酔いはまあ、この歌の中でいう自分ですよね・・・ううん、むずかしい。舌を二つに切るってまあつまりスプリットタンですけど、なんか成句的にあるのかなって思ってぐぐったらその写真ばっかでてきて怖かったからやめた。

PRINCEとかBrideの下りはもちろんロイヤルウェディングだろ!と思うわけですが。

・・・あれ?

お子さん生まれたばっかりのお方、いましたよね?

もうこれ以上は言うまい。

勘ぐり虫の勘ぐりでした。

らすさび二番目のNothing ever good for nothing with that ladyの、that ladyってなに?え?って思うのですが、"that"って遠い言い方してるってことは自分の彼女ではないですよね。つまり”君”のladyなんですよ。そんな女とじゃ何も良くなんねーから!とナッスイングのまんまだから!ということですな。

みなさんこの歌の”君”って男女どっちだと思いますか? 私は男だと思うんですよ。なぜならロイヤルベイビーの文脈で「王子は?花嫁はどこ?・・・その王子はきみの真横さ」という歌詞の中で一つ言及されていないのは父親なんですよね。つまりウィリアム皇太子(あれ?皇太子なのか、まだ王子?)の位置。このことが、”君”が父親だということを暗に示してると思うんですが、どうっすかね。というかここで長々と書いたけど全文のladyの下りのが明確だったわ!with that ladyで”君”が男だってことわかるわ!恥ずかし!

ぬー英語の歌詞を訳すのはむずかしい。

日本語力も英語力も必要だなあ。

勉強あるのみということでがんばります。

では~

Maybelline/baby shambles

baby shamblesの3rdアルバム、ヘビロテなう。

やはりピートさんの書く詩、詞?が好きだなあと再確認。ロマンチストな感じがよいですね。

絶対女の人ってああいう男の人すきだとおもうんだよね。

ロマンチストだけどどうしようもなく子供っぽくて自己中、けどいい人みたいな。今までの彼女さんも母性本能くすぐられてきたんだろな・・・。

そんな中で、アルバム収録曲の"Maybelline"が特にお気に入り。なんかゆる~くせつない感じが聞いててリラックスできる。そして歌詞もなんというか、まあ切ない感じ。

曲中に出てくる「Bang Bang I'm gone」という歌詞を見て、 すぐにDirty pretty thingsの「Bang Bang you're dead」を連想。じゃあこれってカールに宛てた曲なのかな?と思ってググってみるけどそれらしいこと書いている人は見当たらない・・・。当たり前すぎて書いていないのかそんなことないということなのか。けどまあカールに宛てた曲とも見れるっちゃ見れる。多少ほもくさい気もするけど、「You're my waterloo」聞いたらそんなことは気にせない・・・。ちょっと行きすぎた兄弟愛ってほもくさくなるのは不可避なのかもしれない。仁亀然り。

まあ 少し私なりに訳してみようということで、翻訳してみる。ちょいちょい後で直しつつ。

まず曲名の「Maybelline」を聞くと女の子はコスメブランドが一番最初に出てくるとおもう。けどそれが題名なのかな?と思いグーグル先生に頼ると「English popular name for girls, means "lovable"」とでできた。 ふむ、英語圏でよくある女の子の名前だと。そして意味は直訳すると「愛すべき、魅力的」まあ”愛することが”できる”ってわけですな。チャックベリーとかも曲名にしてるみたいだし、辞書のとおりpopular nameなんだろう。Jane的な感じかな?とりあえず、愛すべき人という意味か女の子を指しているのではないか。。ピートさんの感性によりけりっすけど・・・。

I don't want your love

お前の愛はいらないよ

Bang Bang I'm gone

 銃声とともに俺はいなくなる

But I still need you now

 けど今でもまだお前を必要としてるんだ

The seeds are sown

 教えられただろう

Oh baby baby baby won't you crash into my arms

          ねえ、俺の腕の中に飛び込んできてよ

Maybelline Maybelline You're worth one million in prizes

           お前は百万の賞を受ける価値があるよ      

Why do I feel dismay

なんで俺は混乱しているんだろう・・・

oh Maybelline Maybelline since you moved to devices

             お前が望みへと進んだときから

You're just down the way

お前はただ道を下っているのさ

辞書をフル活用してみると、こんな成句があるのか、とかこんな意味もあるのか!と気づくことが多い。まだまだ勉強が足りないなあ。

けどやっぱり訳してみて思ったのは、多分この曲はDirty pretty thingsのBang Bang You're deadをオマージュ?というか歌詞を所々一致させてると思うんだよね。Seedsの比喩はそっちでも出ていたっていう安直な理由だけど・・・。ただカールの方は普通に”根源”とか”原因”が心の中に巣食ったという意味で"seeds"を使っているんだけどピートさんは成句を使っています。 ”Sow the seeds of~”で”~の思想を広める。”という意味があるそうで。聖書における”福音を広める”も”Sow the good seed"らしい。まあ歌の中ではofも何もないのでとりあえず「教えられた」と訳しておいたけど歌詞の文脈的には「俺がお前を必要としているのこと」なのだろうか?けど歌詞に文脈もくそもないかもしれない。普通に思想とか宗教の教えか。

dismayはもちろん狼狽とか幻滅って意味だけれど、多分この一文が言いたいのって「めいべりんがいないことへの絶望」だよ・・・ね??絶望とかくと強すぎるから、意気消沈くらい?けどここで意気消沈とか狼狽とかかいたらださい!てかなんか萎える!と思い”混乱”にしたけどまだ微妙。いい言葉見つけたら入れ替えます・・・。

そしてmove to devices 最初はデヴァイスっつったらPCやろ とか思ってたけど”計画”とか”策略”とか色々意味があってこれまた力不足を実感。 move "to"を使っているのでそのtoの矛先に向かって動く。ってことですよね。 一応綺麗に”望み”って訳したけど、もうちょっとネガティブなニュアンスがあるかな。だって望みだったら普通にhopeとかwish使うよねえ。勝手な思い込みで憶測すると、カールの方には「Midas touch」っていう成句が出てきて、それはギリシャ神話の神の名前から来た成句らしい。訳すと”金儲けの才能”、カールはNMEのインタビューで「Bang Bang~はピートに対してじゃなく自分のAlter egoに対してだよ」と発言している。めんどくさいからBangの方の歌詞は引用しないけど「金儲けの才能を君に与えたら君は僕の心の中で暴れた」みたいなことを書いていて、多分それは自分のなかのお金への欲を抑えきれなかったっていう話だと思うんだよね。その”お金への欲”をピート的に言うとdevicesなのでは?とか深読みし過ぎだし話作りすぎかな?まあ一説ってことで。

あとdown the way。これ、やっぱりマイナスイメージで言ってるのかな。日本語だとふつうに「道を下る」っていうよなあ・・・と思いつつ、まあ両義でいけるように無難に訳しました。けどやっぱり「進む」と「下る」を少し皮肉って対比させてるのかなと思うんだけど。

けどやっぱり流石ロックの吟遊詩人ピートさん。一筋縄じゃ訳せないかんじ・・・。

しかしカールはBang Bang~をピートに対してではなくアルターエゴに対してと発言してファンからの噂を否定していたけれど、昔の記事とか見てるとピートが「俺はお前の死んだ双子の弟の生まれ変わりだからな」とカールに言ってたり、カールがピートについて聞かれて「もう、一緒にいすぎて客観的に見れないよ。自分が客観的に見れないのと同じで(ちょっと違うかも)」と言ったりしてたみたいだし、あの曲は確かにカールのアルターエゴに対してなのかもしれないけど、そのアルターエゴってピートを内在している節はあるんじゃないかなあ。だって、アルターエゴって”もう一つの自我”でしょ?カールにとってピート、ピートにとってカールってまあ一時期だけだとしてもそうだったんじゃないかなあと。だから、Bang Bang~がピートに対する歌っていうのは少し正しいんじゃないかな。なんて妄想がすぎますかねえ。

くそ長くなっちゃったよ・・・

こんな感じのやつちょいちょい書いていきます。では。

Londonロンリー放浪記

前から何かに対する考察(とかいう大それたものでもないけど)をまとめたいと思っていたのでやっぱりブログがいいだろうってことでまたリボーンいたした。気持ち悪い過去ログは見ずに消した。

今日は初めてのロンドン単独行動で中々アグレッシブな一日を過ごす。題名は追悼森光子を兼ねて。いや嘘です。

まずユースホステルを出た後にオックスフォードサーカス駅でセントラル線に乗りノッティングヒルに行こうとしたはずが、反対方向の電車に乗ってしまっていた。なんか引き返すのも面倒なのでどっかないかなあ~と路線図を見ると、ガイドブックでアンティークマーケットがあるということで見たリヴァプールストリート駅の表示が見え、んじゃ行くかという軽いノリでリヴァプールへと降り立った。ここ、ビートルズの生誕地じゃん?!とか思いつつ降り立ったらなんかそんなビートルズノリがなくて「??」となっていたがビートルズの生誕地って”リバプール”なのね。まったくロンドンから近くないわ。そんなこんなで有名なオールドスパイラルマーケットに行くぞーと歩き出すも反対方向に歩きだすやらで時間ロスが激しい。基本的に初見の場所は絶対迷うのがデフォルトでなんだかイケてない。まあなんだかんだで到着し、スタバのキャラメルマキアートを飲みつつ道を闊歩してる私結構イケてるんちゃう!?とか一瞬思ったけどまずドすっぴん眼鏡で方向音痴な時点で駄目でしたな。しかしマーケットに到着しあまりのグッズの可愛さと低プライスに大興奮。思わず服と着け襟を買ってしまい、所持金3ポンドと化す。おいおい、残りの滞在20ポンドで済ますとか言ってた女はどこのどいつだ。

そして地図を見るとあれあれ、ラフトレードさんちのイーストが近いじゃないですか。行こう!と思って歩くもつかない、ロンドンは親切な街でそこらじゅうに地図があるにも関わらず着かない。というか、なんかこの町全体的に怖くない?なんというか、人種と階級の坩堝感がはんぱない。いわゆるストリートアートが強そうなかんじ。そんなこんなで怯えながら必死に歩いたらラフトレードイーストに到着。おお、カフェとか併設してておされ。本も置いてるんだ。モリッシーとマーの真実?ほうほう、23ポンド・・・あ、結構するんですね。今私3ポンドしかもってないっす。そうして私はラフトレードイーストを後にしたのであった・・・。Tragedyですな。

なんか疲れたから座りたいなーとおもいつつもいい所が見つからず、もうノッティングヒル行っちゃえーということでセントラル線でゆ~らゆら。いつも思うのだがチューブの連結部分近くにいると窓が開いていて地下の空気が直にあたり(韻踏んでる)とても汚れる。なんかゆるふわガイドブックに乗ってたダイアナ王妃のカフェいってみよ~ということで向かう。その途中にはかのMusic and video exchangeがあったのでまたもや地下のバーゲン品を漁る。なんか掘り出し物ないかしら~と目を凝らしていると、Rough trade Indie Popの文字が。おおっ??インディーポップだと??取り出してみるとコンピレーションアルバムらしい。パステルズとかプライマルスクリーム、ヴァンパイアウィークエンドやらが入ってるではないか!しかも二枚組で3ポンド!ぱねぇっす!買いだわ!とおもいおじちゃんに渡すと「おっ、これいいコンピだよ!」とコメントを頂き得した気分になった。

カフェ・ダイアナは、なんだかとてもオリエンタルだった。昨日から野菜を食していない私はサラダを頼むと、スパイシーなチキン入りのサラダに、ナンプラーとシーザードレッシングが掛けられた西東折衷のすごいものが現れた。しかもコリアンダー入りである。そういえばどこかでイギリスの食はフュージョンクイジーンとなっているみたいなこと読んだな。と思いつつ有難く頂いた。また疲れた体に紅茶が染みる。そうして休んだ私はポータベロマーケット行くぞ~と店を飛び出した。流石ノッティングヒル、めっちゃ人いる。そしてこの前のチャンチャンドコドコ(カーニバル)は終わったようだ。お店も全て空いている。アンティーク品はカメラやらランプやらのほかにも謎のカギ(見様によってはただのガラクタ)とかがあり、マーケットなんだなあと感じた。

そしてポータベロロードをしばらく歩いたあとに右に曲がると・・・あった!ラフトレードウエスト!この前カーニバル閉店していて泣く泣く帰ったラフトレードウエスト!今日は開いている!やったあ!!とるんるん気分で入店する。店内はもうレコードとCDで埋め尽くされている。地下はヴィンテージのレコード(こっちではvinylというらしい)と本がたくさん。ピートさんの自伝とかないかな~うむむ、あ、またモリッシーとマーの真実置いてるよ。あれ5ポンド・・・ん・・・?買わなかったけど5ポンドならまあ買ってもよかったかなあとちょっと後悔。グラウンドフロアでお目当てのベルセバを見つけたあと、9/2 releaseのbaby shamblesの新譜ありますか・・・と恐る恐る店員のおじちゃんに聞いてみると「もっちろんあるぜ!ふたつバージョンがあるから見せてあげる」と店員のおじちゃんは店の奥から取り出して見せてくれた。二日前でもフラゲできるのね~良かった!「こっちは二枚組だよ~」と差し出された方と一枚組の方を見比べてみると、まあ2ポンド程度の差。折角だし二枚組買うか。んじゃベルセバとこれとトートバッグください(トートバックにミーハー魂と自己顕示欲を見た)といい、おじちゃんに29ポンドだぜ★と言われて気づく、あれ 私21ポンドしか無い・・・?いや、おつちけわたしカードが使えるぞ!!しかし読み込まない。何故だ。あ、そーいえばキャッシングできないんだっけ?あれ?なにもわからないいぃい。となっていたらおじちゃんは優しく「カード貸して~打つよ~」といい手打ちでクレジットしてくれた。おじちゃんありがとう。

そんなこんなでまたマーケットに出戻り、あ!そういえば私ボストンバック壊れたから買わなきゃ!と思い立ちボストンバックを探す。流石マーケット、ありました。10ポンドでお買い上げ。やすい。壊れないといいけど。まあ疲れたしかえるか~とシティ線に乗ってキングスクロスまでのんびり帰る。ケンブリッジ行もすぐに乗り換えができて運よく乗れる。間違えてファーストクラスに乗るというアクシデントもあったけど楽しく旅をした。

電車内でしゃんぶるずの歌詞カードを見る。いつもどおりコラージュ風味の歌詞カードなんだなあ。おされ。ピート氏の書く歌詞が好きなのでいずれ和訳とかしてみたい。頑張って文学的に訳してみたいとか思ってたり?り?しかしね、「Bang Bang I'm gone」って。 わかりやすすぎでしょwwwwwwwwwwと思わず大草原を創造してしまった。なにこれ商法?釣ってる?まあ大人しく夢みときまーす。

荷造りえぐっているけどがんばる

UKについてはもっといろいろかきたい

では

エルグレコ展

実は1日にエルグレコ展行ってきました~

先輩の無料招待券により無料で入場できたという所謂棚ぼたです笑

前から文芸サークルのOくんに借りている(もはや借りパクの域・・・会わないもんで)キリスト教美術事典を読み込んでいたので、絵画の所々にモチーフを見つけることができて感動しました笑 

基礎知識って大事なんだなーと。

とりあえずエルグレコは色彩が独特で美しい?といいますか、惹きつけられました。

美しいにクエスチョンマークをつけた所以は、エルグレコの色彩は鮮やかなものではなくどちらかというと全体的に灰色がかった感じだからです。あと独特な赤色を全体的に良く使っている。もはやエルグレコレッドと呼んで良いんじゃないだろうか笑 白とその色のグラデーションでよく服とかを塗ってるなあと思いました。すごく綺麗で、筆の流れの躍動感がすごい!粗いんだけど緻密みたいな・・・ 油絵綺麗だなあああうおおおお神秘的ぃいいいみたいなアホ丸出しで楽しんでました。乙。 

個人的には悔悛するマグダラのマリアとやはり無原罪のお宿りが好きでしたね。あとキリスト降誕。

悔悛するマグダラのマリアはなんだか可愛いし香油壷があるー!と思ってテンションが上がっていました笑

香油壷は罪、髑髏は死を表しているそう。キリストの死後隠遁生活を送りつつそれらに想いを馳せるマグダラのマリアはなんだか官能的でかつ神秘的で美しいなあ。と思いました。他の絵と比べて全体的に鮮やかだし。

無原罪のお宿りはそりゃあポスターにもなっているし誰でもあれは息を飲んで見てしまうと思います。圧巻でした。たしかにあれを死ぬ直前に見れたらもう天国でもなんでも行けそうです。なあネロ!いやパトラッシュ!君達が見ようとしたのはルーベンスだっけ?フランドル地方もスペイン統治を受けていたことあるしもしかしたらエルグレコと少しは通じているのかもね(・・)ていうか同時期の人達だよねこれ。懐かしいわぁあ。バロック美術だあ。世界史やり直そう習慣だなあこれは・・・。

とりあえず私はエルグレコで一番見たかったオルガス伯の埋葬を見ることができなかったのでそれはいずれスペインで見てやろうと思います。今は治安危ないかな?ドコドコww治安気にしてたらどこもいけなくなるのだろうか・・・・とりあえずフィリピンに行くのでフェリペ2世に想いを馳せつつのんびり英語スパルタされてきます。。

東京現代美術館 アートと音楽 常設展

音楽とアートは

理系だと思いました。

あっこれ音楽の授業でやったと思ったのは

ジョン・ケージのヴァリエーションⅡでした。

楽譜が芸術となりうる

生物の遺伝子やら危険信号を音楽とアートにする

言葉を音にする

視覚と聴覚

ひとつ悔しかったのは

もうすこし理論がわかっていればもっと楽しめただろうなって

音の波長とかやったんだけど、まだ作曲とか出来る人みたいに深い知識なんて皆無なんだよおー

氷とか木の年輪のレコード。音楽と自然の繋がり。

forest and treesが一番可愛くて好きでした。

木に見立てられた画面には球体とかがぽよんぽよんしながら色々な音を出して、全ての木の音が合わさってひとつの音楽ができている。すごい可愛かった~ぽろろんしゃかしゃかどんどん♪

田中未知のパロミドールのプログラミングは寺山修司らしい。あのひと脚本も書くし色々できるんだなあ。すげえなあ。

常設展は横尾忠則に夢中でした

なにあのおされなポスター!!日本極彩色!ジャパニーズヴィヴィット!笑

もっと調べたい。

あとで追加します

黒猫

なんか書きかけで置いてあったので一応投稿してみる。

名作と言われているし実際名前は知ってたけど案外読んだことないなーと思い

マレー英語のプレゼンで課題の一つとして指定されていたから、この機会に読もうと思って選択。

まあなんといいますか。

ゴシック。。。

ホラー。。。

サスペンス。。。

恋はスリル・ショック・サスペンスっていいますもんね。あれ、違う?

あとグロテスクだったかな。

一人の男の破滅への道のり

そしてその破滅を誘う黒猫

厨二くさいと言ってしまったらおしまいよ。

猫愛好家にはゆるせん描写ばかりですな。

そこがまたゾッとしていいのかもしれませんが。

好き嫌いとかいう物差しで計れる感じでは無い小説ですかね。

読むと気持悪くなる。

そこがエドガー・アラン・ポーの力量がすごいということなんでしょうね。

ゴスロリ着てる感じのメンヘラさんとかは愛読書にしてそうですね。(偏見も甚だしい)

プレゼン大変だった

他の作品と比べて結論とかないんだもん!

必死に過程をホワイトボードとかを駆使して謎英語を喋っていた。

まあけど黒猫かわいいよねー

↑ひどい感想である。

黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集〈1〉ゴシック編 (新潮文庫)/新潮社

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レキシントンの幽霊

夏休みなのでメディーアで借りたこの一冊。

実は、仮面の告白を借りようとしていた私。

けれどもうまく見つからず、むしゃくしゃしていたときに目に入ったのがこのレキシントンの幽霊でした。

「み」しまゆきお 「む」らかみはるき たしかにま「み」「む」めも。

実際私は村上春樹がそんなに好きではなくて、高校時代にうるさい?というか、結構目立ちたがりな感じの男子が「俺は村上春樹が大好きでだから早稲田の文学部を狙ってるんだ~」云々の話をしているのを聞いてはお前は文学男子じゃない土に還れそして受験落ちろとか思ってましたでござる。

いやそれは言いすぎかな・・・嘘・・・ごめんN田くん・・・元気かな・・・

それはあんまり関係ないのですが、村上春樹の独特の文体が何だか自分に酔いしれすぎじゃね・・・比喩ミサワじゃね・・・と思えてしまってあまり好んで読むことはありませんでした。。

けど教科書に載っていた「カンガルー日和」と「ふわふわ」は好きでした。

高校の時、毎月の読書ノートを「村上春樹」という課題で出された時、「ふわふわ」で書いたのが懐かしい!

ほとんど絵本のふわふわで読書ノートを書くというのはもう課題ナメてるも同然なんですが、ノートの最後に猫の絵と共に「猫最高(はぁと」という更にナメている落書きをしたにも関わらず、可をくれた現代文のBB先生は優しいと思います。しかも猫の落書きにgood!というコメントまでつけてくれた。GOD Sir.BB

話が脱線しましたが、そんな感じの思い入れを持っており、仮面の告白見つからんし村上春樹でも読んでやるかぁ!!はっはあ!!と思って借りた次第です。

とりあえずこの作品は短編。多分普通に読んだら1時間掛からずに読了できるはず。

全体的におしゃんてぃーです。

もうなんだかおしゃんてぃー。

村上春樹さん流石っすわ~って感じのおしゃんてぃーさ。

そんな雰囲気がこの作品のベースだと思う。

全体的にすこし曖昧模糊としたイメージというか、ぼんやりした話だなーという印象でした。

まあ、それが多分村上春樹さんの色だとおもうんですが。

そんなぼんやりとした中に、心に響く台詞があったり、話の流れがあったり。。。

多分読めば読むほど好きになる物語。

読後感はまったくすっきりしないしどちらかというと切なくて遣る瀬無い気持ちになるけれど、それがムラカマー(?)にはたまらんのでしょうな。

私もこのどうしようもない読後の孤独感は好きでした。

結構色々な短編が収録されていて、緑色の獣も読みました。

少しファンタジーとかホラーのような、不思議なお話でした。

ただ女の人はみんなあんな性格悪くないです笑

ムラカマー(?)に叩かれないことを祈って・・・

因みに遅かれながら注意させていただくと、これは一個人(一般ぴーぽー)がただ趣味の範囲内で喚いているだけなのでまったくもって信憑性もなければ権威もないです。あんまり本気で読まないで下さい。わろりーぬwwwくらいの気持ちで読んで頂ければ幸いです。

レキシントンの幽霊/文藝春秋

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