the garden of entropy

芸術カルチャーらへんが好きなKO学生が書く粗雑な感想たち。基本思いつきなので途中で投げ出したりするけど許してネ。

Nothing Comes To Nothing/baby shambles

ベビシャンニ連続になってしまった・・・

The smithsとかもやりたいと思ってるんだけれども

またもやサードから。

すっごい爽やかなギターポップ。イントロがスピッツの春の歌を髣髴とさせる感じ。

サードの中で一番最初にデモが公開されたこの曲。イントロからもう気に入りました。

爽やかな中にアンニュイさがあるのが好みすぎて。

歌詞は意味深です 勘ぐり虫の私は勘ぐります。 うう。

Won’t you come, come back to earth say all concerned, you know how they worry for you

目を覚まして、すべての悩みを話してよ。知ってるだろう、彼らがどれほど君を心配してるか

And all their words they jar my nerves I know, each cursed by each and kisses run through

そしてその全ての言葉は俺の神経を逆なでするんだ。お互いに罵り合って苦しめあって、あの頃のキスが俺の脳裏をかすめる。

Nothing comes to nothing without my baby

君と一緒じゃなきゃ何も存在してないも同然なんだ

Nothing ever comes to nothing without my baby

君と一緒じゃなきゃ・・・

That’s a Amwellian do, tongue soaked in booze says he’s filthy and much older than you

「あれはアムウェリアンのすることだ」酒を浴びるように飲んでいる男が言う。彼は下品で君よりもずっとずっと年上だと。

And the sea sick muse the sickly news pulls out the sickle so shiny cuts the tongue in two

船酔いしてるそいつは吐き気がするようなニュースが眩いばかりに鎌を引き抜き、その舌を二つに切り裂くことをぼんやりと考えるんだ。

And the music sways, it forays and searches and says give me all the young and the blue

音楽は支配する、全てを奪って、喰らい尽くして、「若くて青いものを全てくれ」と言うんだ。

And the music sways, it forays and surges and says I’ll break your heart in two

そしてまた音楽は支配するんだ。全てを略奪して、渦巻いて「お前の心を二つに引裂いてやろう」って。

Nothing comes to nothing without my baby

君がいなきゃ何も生まれないんだ

Nothing ever comes to nothing without my baby…all I ever do

君がいなきゃ・・・俺ができるすべてのことが。

Where’s the happy Prince?

どこに幸せな王子様がいるんだ?

Well, where’s the smiling bride?

そう、何処に幸せな花嫁がいるんだ?

He’s right beside you oh

・・・彼は君の真横にいるのさ

Nothing comes to nothing without my baby

君がいないと何も感じられない

Nothing ever good for nothing with that lady

あの女性とじゃ何も良くならないんだよ

Nothing comes to nothing without my baby

君なしじゃ何も生まれない

Nothing ever comes to nothing without my baby

君なしじゃ・・・

Now all I ever do is sigh

今、俺にできることはため息だけ

come back to earthで(夢想から)戻ってくる。という意味らしいので現実に戻ってこい、って意味かなと。

あと[Amweilian]←こいつね!固有名詞でなんもわかんなかったのでそのままカタカナにしちゃいました。Amweil-anってことはAmweilの人たちってことじゃん?と思い、ぐぐってみると、ごくありふれた地名のようです。ありふれた地名ということは聖人とかの名前なのかな?と思い探してみるも出てこない・・・一応ロンドン郊外にある街が一番有名らしいけれど、そこの人たちなのかな?ハンプシャー州らしくそこはかのジェーンオースティンやオスカーワイルドに少し関係してるらしい。ピート先輩オスカーワイルド読むって言ってたしそこに答えは潜んでいるのかしら?ということで今度地道にオスカーワイルドを読み進めようと思います。

あとfilthyは一応原義で下品ってことにしたけど米俗で素晴らしいって意味もあったんだよね。まあ若者英語みたいな。けど流石に米俗は使わないよね?ブリティッシュネスとかめっちゃ言ってたもんね?ちょっと文脈的に米俗の訳もあり得そうで不安w

あとsea sick~の文の訳はちょっと全体的に比喩的で日本語にしたら意味不明になってしまった。

私が読み取った範囲では、船酔いをしている男は前のセンテンスで出てきた酔いどれの男がべらべらしゃべるのを止めてやりたかったんだよね?船酔いはまあ、この歌の中でいう自分ですよね・・・ううん、むずかしい。舌を二つに切るってまあつまりスプリットタンですけど、なんか成句的にあるのかなって思ってぐぐったらその写真ばっかでてきて怖かったからやめた。

PRINCEとかBrideの下りはもちろんロイヤルウェディングだろ!と思うわけですが。

・・・あれ?

お子さん生まれたばっかりのお方、いましたよね?

もうこれ以上は言うまい。

勘ぐり虫の勘ぐりでした。

らすさび二番目のNothing ever good for nothing with that ladyの、that ladyってなに?え?って思うのですが、"that"って遠い言い方してるってことは自分の彼女ではないですよね。つまり”君”のladyなんですよ。そんな女とじゃ何も良くなんねーから!とナッスイングのまんまだから!ということですな。

みなさんこの歌の”君”って男女どっちだと思いますか? 私は男だと思うんですよ。なぜならロイヤルベイビーの文脈で「王子は?花嫁はどこ?・・・その王子はきみの真横さ」という歌詞の中で一つ言及されていないのは父親なんですよね。つまりウィリアム皇太子(あれ?皇太子なのか、まだ王子?)の位置。このことが、”君”が父親だということを暗に示してると思うんですが、どうっすかね。というかここで長々と書いたけど全文のladyの下りのが明確だったわ!with that ladyで”君”が男だってことわかるわ!恥ずかし!

ぬー英語の歌詞を訳すのはむずかしい。

日本語力も英語力も必要だなあ。

勉強あるのみということでがんばります。

では~