the garden of entropy

芸術カルチャーらへんが好きなKO学生が書く粗雑な感想たち。基本思いつきなので途中で投げ出したりするけど許してネ。

モリッシー

今、すごい一度は皆が通る道と名高いthe smiths聞いちゃってるよ・・・。

なんかメロディは浅葱色とか、白群(ぐぐって調べた)みたいな爽やかなイメージが主なんだけど、少しだけ暗さがあるのと、歌詞がふわ~っと絶望してるのが不思議なくらいに共存している。てか、ふわ~っとじゃない?すごい絶望してる?そういえば500日のサマーでキーだったのは覚えてるけど、サマーちゃんと主人公何歌ってたっけ。Let me~だっけ?

個人的にモリッシーという人が興味深すぎて最近調べまくっている。

モリッシーってほんと一般に言われている通り凄いと思う。

ぐぐってみた感想はなんだかすごく耽美主義とかロマンチストを地で行っている人だなって。

他人に流されること無く、自分の理想を突き詰めている

それが許容されているのが凄いところなんだろうな

だって普通の奴が自分の理想突き詰めてたって、「我通しすぎうざい」って思われるのがオチ。

才能ってすごいんだね

あとプラトニックラブ、も地で行っている。

やっぱりこの人にいつまでも付きまとうのはジョニー・マーとのお話だと思うのだけど。

とりあえず”モリッシーとマー”といえばもはや固有名詞化してるよね!?だってピート先輩も「オレは初めてカールを見たときにピンときたんだ、俺たちはモリッシーとマーみたいな関係になるんだって」とか言ってますし。

しかし私この”モリッシーとマー”ってどういう意味で使われているのかいまいち自信がなくて、”完全分業ニコイチ(笑)”ってことだよね?”最終的に一緒にいれなくなる二人”ってことか?とも考えたんだけど・・・前者だよねえ?いや普通に考えてそうだよね。

まあお二人は雑誌でよく「同性愛ってたんすか!?どうなんすか!?」と質問されては「ちげーよ!!」とお答えあそばせてたようで。というかあっちの音楽雑誌ってぶっこむんだなあ。。。そういうプライベートなことにも。

けど確かに歌詞とか画像見てるとなんかそう勘ぐりたくなる気持ちもわからないでもない。

多分スミスの最盛期くらいのころ、モリッシーは垢抜けてイケメンになってるしジョニー・マーがまたいい感じに線が細くて目くりくりしてて可愛い。しかもちょくちょく抱きついてたりする画像が出てきてしまうのがまた・・・。おう・・・って。なんか確かに抱きしめあってる画像を見たあとに曲の歌詞を見ていると「おお?!このくねくねしたおっさん美少年囲い込んでね!??!囲い込んじゃってるよねこれ!?」と思う。

まあもちろんマーさんは既に奥さん?いますしこの二人に肉体関係が!?とか言うのは本当ナンセンスだと思うんですが、けどそこにプラトニックな何かはあったんじゃないかな~とは思ったり。

かの有名な美学概論で教わった話だと、現代では精神的な愛を指すものとして「プラトニックラブ」という言葉が使われているが、それは原義的には間違いなんだと。元々古代ギリシアで慣習化されていた成人男性が少年(under 20くらい)を寝るときに横に置くこと(うぃずあうとせっくす)をプラトンはその少年自身の美だけを享受している営みだと考えてそれを理想としたんだっけな?ちょっとうろ覚え。まあ愛でるんすよ、少年が持っている美のイデアやらなんやらを(適当・・・)とりあえず性欲が目的ではない、ってこと。その意味で現代の意味に転用されたんだと思います。

なんか、モリッシーさんそういうの好きそうだからその原義の意味でマーさんにプラトニックラブ抱いていたんじゃないかな~って。

だってモリッシーさん、ノーセックス、ノーミート、ノードラッグの人なんだよね。ノーセックスとかほんとかよって思っちゃうけど・・・けど・・・ぐぐった記事で多分ロスかな?に住んでいるとき「ロスはいいよ!セクシュアルな雰囲気がまったくなくてクリーンなんだ」という発言を見てまじか~~と思った。

モリッシーさんって同性愛者だといわれることが多いけど、確かに耽美主義とかの人って同性愛者が多い。特に男の人。

確かにその考え方はわかる気がする。異性間だとすぐに性欲とかそういったものに繋がってしまうからどちらかというと身体的な欲とかが先行しやすいけど、同性間だとそういったことがやりにくい、というか難しいから精神的なものを築きやすいんじゃないか。って考えはすごいわかる。だから美しいものを突き詰めたら同性愛に到達するのかもしれない。本屋さんで耽美主義とかいうてBL置いてますもんネ。耽美主義もくそもないようなすさまじい表紙と帯だったりしますけど・・・。

ま、モリッシーさん絶対にマーさんに好意は抱いているじゃないですか!だって自分の陰鬱な世界を変えてくれた人ですよ!モリッシーという存在をこの世に生んでくれた人(自分談)ですよ!大好きでしょこれ!けどそれは本当に、セクシュアルな感情を削ぎ落としたものだったんだろうなと。ただ、ただマーという人が好きだった、そのときは。けど友情ではない、みたいな。マーさんは写真を見る限り父にじゃれる子どもみたいである。ヤンチャだったみたいだし実際子どもだったんだろうね~ガキや~

てかモリッシーぱいせんの自伝結構ナウでほっとな話題やないですか!!早く出版社見つけて出版して~買う~

長々と書いてしまった。スミスは日本語訳しつくされていてやる気にならなかったので訳していないです。。

しかしThere is a light that never goes outは名曲ですなあ。聞くたびに涙腺に来ます。ダブルデッカーに弾かれて死んでも、君の隣なら本望さ。って・・・ロマンチックすぎて本当もう。