小沢健二が出たいいともを見た
あ~久々すぎる。
色々めんどくさいことが起きて、いろいろめんどくさいことをして、気分は下がっていたけどなんだかんだでそれを上回るくらい楽しいこともあったので持ち直しました。
また英訳したいな~ムーンリバーとかでやっちゃうかあ
そんなこんなで今日、2014年3月20日、憧れのあの人は16年ぶりにメディアに出るらしい。
短絡的な私はとりあえず わ~いと思いつつ録画予約を入れ、怠惰な生活の昼に8チャンネルを点ける。
16年ぶり、じゃあ私が4歳だったころが最後のメディア露出なんだ。
まあFNSだとかポンキッキとか、おざけんはフジTVと癒着しているイメージもあったし、タモリさんと通じ合ってる(何だろうそれ)イメージもあったのでいいとも出演っていうのはしっくり来た。
FNSでキョンキョンとコラボしたおざけんが歌っている最中にキョンキョンの手をがっしりとつかんでいて、キョンキョンが苦笑いしていたあの映像をよく覚えている。ほんとふぁっきんチャラ王子だぜ。
どきどきしながら鶴瓶師匠の体を張った芸を見過ごしていると、あの見慣れたセットに映像が変わる。そして見慣れたあのブラス音楽、そしてタモリさんがその名前を呼んだ瞬間、ふらりという擬音がぴったりな様子で彼は現れた。
私は所謂情弱なわけで、ライブも展覧会も行けてない。ていうか、ふら~っと中学二年のころにyoutubeで見つけたFlipper's guitarに惹かれてそのついでにおざけんをみつけて、TSUTAYAで漁った程度のファンだ。当時、母親に「おざけんとかナヨナヨしてるじゃない、趣味悪いわよ」と言われたのを覚えている。なんというか、私は本当に流れというものに疎くて小沢健二がこんなにメインストリームの人間だということも知らなかった。大学のサークルに入って初めてこの人ってこんな人気だったんだ。ということに気が付いた程だ。いやほんと知ってたら一年最初の曲だしおざけんにしたのになあ、もう遅いんだけど。って関係ねえこの話。
あの見慣れた顔には時の流れを感じさせる程にしわが刻まれている。相変わらずのボーダー。90年代女子はこのひょろっとした体とボーダーシャツに熱狂したんだろうなあ。彼は前よりも少し覇気が無くなったように感じた、声?なんだろう。
今までなにをしていたか、音楽、子供について。そんな話(既出の話多かったネ)をつらつらとして突然の弾き語り。強い気持ち・強い愛から始まってさよならなんて云えないよとかドアをノックするのは誰だ?とかアコギで弾き語って、そしてまさかの総理に次の電話を繋ぎ終わった。
結論はもう、羨望しかない。
こういう人生を送りたい。
そのために何をすればいいのだろうか。
けど模倣に過ぎない人生なんて絶対に嫌だ。色々なものの模倣を組み合わせて新しいもの作りたい。
ただそのためには努力が必要不可欠なんだろうなあ。
がんばろ!
おざけんをみてそんなことを思ったのでした。