エルグレコ展
実は1日にエルグレコ展行ってきました~
先輩の無料招待券により無料で入場できたという所謂棚ぼたです笑
前から文芸サークルのOくんに借りている(もはや借りパクの域・・・会わないもんで)キリスト教美術事典を読み込んでいたので、絵画の所々にモチーフを見つけることができて感動しました笑
基礎知識って大事なんだなーと。
とりあえずエルグレコは色彩が独特で美しい?といいますか、惹きつけられました。
美しいにクエスチョンマークをつけた所以は、エルグレコの色彩は鮮やかなものではなくどちらかというと全体的に灰色がかった感じだからです。あと独特な赤色を全体的に良く使っている。もはやエルグレコレッドと呼んで良いんじゃないだろうか笑 白とその色のグラデーションでよく服とかを塗ってるなあと思いました。すごく綺麗で、筆の流れの躍動感がすごい!粗いんだけど緻密みたいな・・・ 油絵綺麗だなあああうおおおお神秘的ぃいいいみたいなアホ丸出しで楽しんでました。乙。
個人的には悔悛するマグダラのマリアとやはり無原罪のお宿りが好きでしたね。あとキリスト降誕。
悔悛するマグダラのマリアはなんだか可愛いし香油壷があるー!と思ってテンションが上がっていました笑
香油壷は罪、髑髏は死を表しているそう。キリストの死後隠遁生活を送りつつそれらに想いを馳せるマグダラのマリアはなんだか官能的でかつ神秘的で美しいなあ。と思いました。他の絵と比べて全体的に鮮やかだし。
無原罪のお宿りはそりゃあポスターにもなっているし誰でもあれは息を飲んで見てしまうと思います。圧巻でした。たしかにあれを死ぬ直前に見れたらもう天国でもなんでも行けそうです。なあネロ!いやパトラッシュ!君達が見ようとしたのはルーベンスだっけ?フランドル地方もスペイン統治を受けていたことあるしもしかしたらエルグレコと少しは通じているのかもね(・・)ていうか同時期の人達だよねこれ。懐かしいわぁあ。バロック美術だあ。世界史やり直そう習慣だなあこれは・・・。
とりあえず私はエルグレコで一番見たかったオルガス伯の埋葬を見ることができなかったのでそれはいずれスペインで見てやろうと思います。今は治安危ないかな?ドコドコww治安気にしてたらどこもいけなくなるのだろうか・・・・とりあえずフィリピンに行くのでフェリペ2世に想いを馳せつつのんびり英語スパルタされてきます。。
東京現代美術館 アートと音楽 常設展
音楽とアートは
理系だと思いました。
あっこれ音楽の授業でやったと思ったのは
ジョン・ケージのヴァリエーションⅡでした。
楽譜が芸術となりうる
生物の遺伝子やら危険信号を音楽とアートにする
言葉を音にする
視覚と聴覚
ひとつ悔しかったのは
もうすこし理論がわかっていればもっと楽しめただろうなって
音の波長とかやったんだけど、まだ作曲とか出来る人みたいに深い知識なんて皆無なんだよおー
氷とか木の年輪のレコード。音楽と自然の繋がり。
forest and treesが一番可愛くて好きでした。
木に見立てられた画面には球体とかがぽよんぽよんしながら色々な音を出して、全ての木の音が合わさってひとつの音楽ができている。すごい可愛かった~ぽろろんしゃかしゃかどんどん♪
田中未知のパロミドールのプログラミングは寺山修司らしい。あのひと脚本も書くし色々できるんだなあ。すげえなあ。
常設展は横尾忠則に夢中でした
なにあのおされなポスター!!日本極彩色!ジャパニーズヴィヴィット!笑
もっと調べたい。
あとで追加します
黒猫
なんか書きかけで置いてあったので一応投稿してみる。
名作と言われているし実際名前は知ってたけど案外読んだことないなーと思い
マレー英語のプレゼンで課題の一つとして指定されていたから、この機会に読もうと思って選択。
まあなんといいますか。
ゴシック。。。
ホラー。。。
サスペンス。。。
恋はスリル・ショック・サスペンスっていいますもんね。あれ、違う?
あとグロテスクだったかな。
一人の男の破滅への道のり
そしてその破滅を誘う黒猫
厨二くさいと言ってしまったらおしまいよ。
猫愛好家にはゆるせん描写ばかりですな。
そこがまたゾッとしていいのかもしれませんが。
好き嫌いとかいう物差しで計れる感じでは無い小説ですかね。
読むと気持悪くなる。
そこがエドガー・アラン・ポーの力量がすごいということなんでしょうね。
ゴスロリ着てる感じのメンヘラさんとかは愛読書にしてそうですね。(偏見も甚だしい)
プレゼン大変だった
他の作品と比べて結論とかないんだもん!
必死に過程をホワイトボードとかを駆使して謎英語を喋っていた。
まあけど黒猫かわいいよねー
↑ひどい感想である。
レキシントンの幽霊
夏休みなのでメディーアで借りたこの一冊。
実は、仮面の告白を借りようとしていた私。
けれどもうまく見つからず、むしゃくしゃしていたときに目に入ったのがこのレキシントンの幽霊でした。
「み」しまゆきお 「む」らかみはるき たしかにま「み」「む」めも。
実際私は村上春樹がそんなに好きではなくて、高校時代にうるさい?というか、結構目立ちたがりな感じの男子が「俺は村上春樹が大好きでだから早稲田の文学部を狙ってるんだ~」云々の話をしているのを聞いてはお前は文学男子じゃない土に還れそして受験落ちろとか思ってましたでござる。
いやそれは言いすぎかな・・・嘘・・・ごめんN田くん・・・元気かな・・・
それはあんまり関係ないのですが、村上春樹の独特の文体が何だか自分に酔いしれすぎじゃね・・・比喩ミサワじゃね・・・と思えてしまってあまり好んで読むことはありませんでした。。
けど教科書に載っていた「カンガルー日和」と「ふわふわ」は好きでした。
高校の時、毎月の読書ノートを「村上春樹」という課題で出された時、「ふわふわ」で書いたのが懐かしい!
ほとんど絵本のふわふわで読書ノートを書くというのはもう課題ナメてるも同然なんですが、ノートの最後に猫の絵と共に「猫最高(はぁと」という更にナメている落書きをしたにも関わらず、可をくれた現代文のBB先生は優しいと思います。しかも猫の落書きにgood!というコメントまでつけてくれた。GOD Sir.BB
話が脱線しましたが、そんな感じの思い入れを持っており、仮面の告白見つからんし村上春樹でも読んでやるかぁ!!はっはあ!!と思って借りた次第です。
とりあえずこの作品は短編。多分普通に読んだら1時間掛からずに読了できるはず。
全体的におしゃんてぃーです。
もうなんだかおしゃんてぃー。
村上春樹さん流石っすわ~って感じのおしゃんてぃーさ。
そんな雰囲気がこの作品のベースだと思う。
全体的にすこし曖昧模糊としたイメージというか、ぼんやりした話だなーという印象でした。
まあ、それが多分村上春樹さんの色だとおもうんですが。
そんなぼんやりとした中に、心に響く台詞があったり、話の流れがあったり。。。
多分読めば読むほど好きになる物語。
読後感はまったくすっきりしないしどちらかというと切なくて遣る瀬無い気持ちになるけれど、それがムラカマー(?)にはたまらんのでしょうな。
私もこのどうしようもない読後の孤独感は好きでした。
結構色々な短編が収録されていて、緑色の獣も読みました。
少しファンタジーとかホラーのような、不思議なお話でした。
ただ女の人はみんなあんな性格悪くないです笑
ムラカマー(?)に叩かれないことを祈って・・・
因みに遅かれながら注意させていただくと、これは一個人(一般ぴーぽー)がただ趣味の範囲内で喚いているだけなのでまったくもって信憑性もなければ権威もないです。あんまり本気で読まないで下さい。わろりーぬwwwくらいの気持ちで読んで頂ければ幸いです。
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